年明けからまだ4ヶ月程ですが、その短期間の間に既に5人消えると言うスピードです。
5人ですよ、5人。
独身者もいれば、家庭持ちもおりました。
大企業ではリストラだの移籍だの何万人なんて報道も目にしますが、社員数10数名程度のよくある中小企業にとっては、たった5人でもとんでもない人数に感じます。
その5人の一人一人に、やっぱりそれぞれの事情や思いもあったわけですからね。
そう考えると、これは人数がどうとかの話じゃないな、そもそも。
さて、これが更に増えそうな昨今ですが、やはり残った側にとってもそれぞれの思いがあります。
残る社員は10名に満たない人数ですが、何人かとはやっぱり「どう考えてるか」の話をする機会があります。
たぶん、みんな、みんながどう思ってるか気になるんです。
自分もそうです。
みんながどう思ってるのか、気になります。
だから、その話をするタイミングを、みんな窺っているのです。
不意に事務所で誰かと2人だけになった時なんかに、その話題が出たりします。
「辞めようと思ってるんだよね」
「次さえ決まれば」
「泥舟に乗っかってられない」
「周囲に辞めるよう勧められてる」
うーん、だよね、だよね…
同感っちゃ同感。
なのだが…
そんなことばっかり言ってると、ほんとに倒れちゃうかもしれんて。
いやいや、只でさえ倒れそうな昨今ですから、全員が持てる限りのポテンシャルを発揮していかんことには、ほんとに倒れちゃうでしょって。
ある意味身勝手な事を考えてしまったりします。
かと言って、後ろ向きになる人たちを責められるはずもなく。
説得を試みるも、なかなか難しかったりします。
自分自身も前向きに取り組むのに必死ですから。
まあ二択なんだけどね、頑張るorさっさと転職する。
うーん、どちらもリスキーな選択に感じる。
仕事は頑張りつつ、水面下で動くしかないよなー
そしたらまあ、後ろ向きな発言をしてしまう人たちと、自分も大差ないな。
自分も十分後ろ向きってことです。
あ、そうか、自分はここで不安をブチまけられるから、ある程度正気を保っていられるのかな??
人間、はけ口って大事よねー。
ねー。

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